これまでに数数の言語の勉強をしてきており、どの言語も短期間で話せること、使えるようになることを目的に勉強してきました。
今回の記事では、フランス語の初学者から間違わずに短期間で実戦で使えるようになるためにはどうしたら良いのかをお伝えしていきます。
それでは早速フランス語を短期間で話せる勉強法をお伝えしていきます。
重要|文法書から勉強しない
!?
驚かれた方も多いと思います。
ネットで『フランス語 勉強法』と調べると文法書から勉強すると書いてあるのがほとんどです。
もちろん、フランス語で勉強する長期的なことを考えるのならば、文法は知っていた方が良いです。
私もブログに書いていますが、
『半過去?、複合過去?なんじゃそりゃ?』という状態では仏検などの検定試験に合格するのは無理です。
私たちは英語で同じ失敗をして、フランス語でも同じ失敗をしてしまって良いでしょうか?
・・・・
というわけで、まずは文法から始めないで勉強に取り掛かりましょう。
挨拶表現を覚えて、自己紹介を考える

挨拶表現は簡単ですね。これは文法もなにもありません。
日本語で「こんにちは」、「さようなら」、「ありがとうございます』といった言葉の意味を考えて使っていないのと同様、そのようなフレーズをフランス語に置き換えてください。
日本語→フランス語だと文法体系がだいぶ異なるので、複雑な文章だと間違えることもあるのですが、今回お伝えするレベルの文章であれば問題なく使えます。
続いて、自己紹介のテンプレを紹介
自己紹介は初めてのフランス人と話すときに必ず発生しますので、自分のことをフランス語で説明できるようにしておきましょう。
とはいえ、この辺りもほとんど定型的表現でしょう。
- 自分の名前
- 住んでいるところ
- 趣味/好きなこと
- なんでフランス語を学んでいるのか?
- フランスの好きなところ
- 日本の好きなところ/嫌いなところ
私はtandemという外国人とチャットをするアプリで200人以上の外国人と様々な言語でチャットをしましたが、どの言語であっても上記の話になります。
どの言語でもOK! Tandemの使い方| 世界中の友達を無料続きはこちら
なので、自己紹介のテンプレとして覚えておいてください。
ここでも、表現を調べるのはgoogle翻訳で構いません。
文章ができたら、ノートに書き写すまたはメモアプリに移しておいてください。
表現を覚えたらその文章の研究

そうしてできた文章を一つずつ辞書で調べていき、単語を置き換えて行ってください。
試しに自分の名前を言う表現でやってみましょう。
Je m’appelle → Je 私は
この際にm’appele
m’appelle ? ってなんだ?と思いますよね?
普通の単語に見えないので、その場合は、ネットで「Je m’appelle 説明」と調べてください。
そうすると下記のような有益な説明サイトがでてきますので、そこで確認してください。

北鎌フランス語講座さんの文法は詳しくかなり役立つのでここで文法知識を入れていってください。
完璧主義に陥らない!
色々とサイトを見ていくと文法用語で書いてあってよくわからないな・・ということがあると思います。
その場合は、『「Je m’appelle 」で私の名前は、って意味なんだ!』という形で丸暗記で覚えて構いません。
どの勉強でもそうですが、文法などの理論部分は最初何もインプットがない段階だと全てを完璧に理解がしづらい部分も多くあります。
さて、ここで表現をある程度覚えたら次のステージにいきましょう。
スマホにフランス語で話しかける
スマホにフランス語で話しかけてみましょう。
下記はgoogle 翻訳を例に伝えますが、スマホには音声が音声認識の機能がついていますので、google翻訳でなくても構いません。

マイクボタンを押すと下記のようになり、話すのを聞き取ってくれます。

もちろん、ここで100%完璧に自分のいったことがスマホに伝わってなくても構いません。少しでもフランス語がはなせるようになったという自信を持つことが大事です。これは重要です。いつまでたってできるようになっていない・・・という実感のなさはやがて勉強をしなくなります。
語学学習は自分でモチベーション作る仕組みを作らないとつづきません。
単語を覚える|日本語→フランス語への高速単語変換
さて、ここからは表現力を増やしていく必要があります。
単語帳を覚えるのは好みの問題もありますが、私は下記をお勧めします。
日本語→フランス語の文章、その文章で使われている単語→単語という形で覚えることができます。ただ覚えるのではなく、文脈に入れているので覚えやすいです。
この単語帳のおかげで短期間で1500ワード覚えることができました。
それ以外の単語帳についてはこちらでも紹介していますので見てみてください。
文章|日本語→フランス語を変換する
上記が終わった、または並行して文章単位での日本語→フランス語への変換練習を行なっていきましょう。
先ほどの単語帳でもできますが、単語帳はあくまで単語帳なのでその他やった方が良いでしょう。
簡単めなところだと、下記の発音学習フランス語会話/初級編が良いでしょう。CDもついていて日本語→フランス語の変換ができるようになっています。
kindle unlimited登録すると無料でつかうことができます。こちらから登録できます。
日常的な会話レベルなので複雑な文法はほとんどありません。この本にでてくる文例を日本語→フランス語に変換できるようになるだけでもかなりの力がついています。
英語ができる人はミシェルトーマスがおすすめ

英語がある程度できる聞くことができる(TOEICでリスニング300点ほどでOK)であればミシェルトーマスの方が文法の網羅性が高いのでオススメです。
具体的な使い方についてはこちらから確認できます。
audibleで無料でおためしができるのでまずはちゃんとできるかどうかを確認してみても良いと思います。audibleはこちらから登録できます。
フランス語できるようになりたい人はオーディブルを使うべし!隙間時間で学力を爆上げするその使い方も紹介!言語指導の神!ミシェルトーマスのレビュー,その圧倒的な効果とオススメのコースを紹介
さらにフランス語作文を勉強したい人は?
多くの人はここまででOKですが、もう少し勉強したい!という方は、下記の「口が覚えるフランス語」または「これは似ている!英仏基本構文100+95」を使ってみてください。
後者の方が文法的な説明がやや多いのと英語ができる人は後者が良いです。
初学者はここまでできればOK!
初学者でここまでできれば、短期間でかなりのレベルに到達できるでしょう。
まずはインプットを徹底的にしていくことで着実に会話力は磨かれます。ある程度話せるようになってからフランス語検定を受けるのもありだと思います。どのフランス語検定を受けたらよいのかを知りたい場合はこちらで紹介していますので、自分の実力に合った検定を受けてみてください。
フランス語検定|各級レベルCEFRの説明(日常生活、仕事で使う続きはこちら