もくじ
結論:無理でした・・
出オチ感満載で申し訳ないのですが、0から1ヶ月半で2級を合格するのは無理でした・・
ですが、結果としては全然受かるレベルには到達はしなかったのですが、
文章を読んだり、ある程度簡単なドイツ語を書くくらいであればできるようになりました。
英語の0からの勉強法はネットに大量にありますが、、
ドイツ語の0からの勉強はなくて結構苦労したので、今後の勉強する方の参考になれば良いです。
- 基本的な文法の理解
- 文章読解
- 基本単語1500単語の暗記
ドイツ語検定を受けようと思った背景とは?
まずは、そもそも何でドイツ語検定を受けてみようかと思ったのかというと、、
そもそもは昨年も受けたフランス語検定2級を受けようとおもっていました。
ですが、直前まで覚えていたのですが日付を過ぎてしまい、申し込みを忘れてしまいました。
ということで、フランス語の勉強の分もドイツ語に使えば良いのでは?と思ってとりあえず受けようと思い受けてみることにしました。
最初はそれまでにフランス語、イタリア語あたりは勉強をしていた際に対して違いを感じませんでした。
もちろん、あとでこの思い込みが間違っていたことにすぐ気づきました・・
フランス語検定、イタリア語検定を受けたときの様子はこちらの記事で書いています。
フランス語検定(仏検)3級を1週間で対策!効率的な勉強法とオススメの教材を公開【初学➡︎2週間対策】2019年秋季イタリア語検定準二級の結果出ました
なぜドイツ語検定2級になったのか? そのレベル感は?
ということで、ドイツ語検定を受けることになったのですが、何級を受けようか?というのは悩むところです。
迷ったのは2級を受けるのか?3級を受けるのか?というところ。
公式サイトで見てみるとこんな感じです。
3級はこんな感じ
2級はこんな感じ
必要語彙 3000語!?
中途半端なのをやってもしょうがないかな?と思ったので、
ホームページの上記の表現を見て、ドイツ語検定2級を受けてみることにしました。
これから何か語学を勉強しよう!と思っている人はとりあえず語学の資格を探してみるのをおすすめです!
- 勉強上級者)少し高めの設定をすることで勉強をする際のモチベーションがあがるので越えられそうもないものを選ぶ
- 勉強初学者)達成感を得た方が良いので、なるべく越えられそうな級を選ぶ
ドイツ語検定2級を受けるために実際にやったこと
続いて、具体的にやってみたとどのようにすすめていったのかを書いておきます。参考にしてみてください〜
ドイツ語勉強の期間中の全体的な勉強方針
勉強期間の多くを単語/文法を覚えることに使っていました。特に最初のうちは単語も全くわからなかったので苦しかったです・・
なので、まず初めに基本500単語程度を覚えてから進むと楽に進めることができます。
その500語については下記の教材を使いました。
単語を覚える際に使ったテクニック
とはいえ、多くの人が500語覚えるだけで、一ヶ月終わってしまうと思います。
多言語を勉強する上で勉強法を結構調べたので、ここで役立つテクニックをご紹介していきます。
ちょっとしたテクニックを使うことで割と基本単語を早く覚えることができました。
単語と性別をイメージ化する
英語以外のヨーロッパ言語は名詞に性別がついています。
この性別をどのように覚えるのかって皆苦労していると思います。
Youtubeで勉強法を漁っていた時に見つけた上記の方法が結構役立ちました。
(1:50秒あたりです)

各性別(男性、中性、女性)に対して好きな動物を用意しておき、その動物と覚えたい名詞をイメージ化するという考え方です。
画像を見てもらうと分かりやすいです。
注意したいのは、どの動物に対してどの性別を割り当てたのか忘れないようにすることです。
私はディズニーのプリンセスを女性に割り当て、男性はマーベルの主人公を割り当て、中性はエイリアンとしました。
日本語または英語からの音を使ってつなぎ合わせる
外国語を覚える上で一番大変なのは、
聞いたこともない単語の綴り、音に対して日々日常使っている動作や形容詞、名詞を割り当てなくてはいけないことです。
人は全然わからないことを覚えることはできません。
これは英語をイメージしてもらうと分かりやすいです。
英単語で普段日本語英語でカタカナとして使っている単語は覚えやすいですが、
全く見たこともない単語を覚えるのは一苦労です。
これは大学受験をした多くの人が経験していますよね・・
ですので、覚える上で重要なのは、
身近でないことを自分に身近なことに置き換えることになります。
ドイツ語の単語を覚える上でダジャレみたいなのを作って覚えやすくしました。
例えば、こんな感じです。
ゾンビは太陽で干からびる
こんな感じで覚えていくと、短期的には覚えるのはできます。
ドイツ語の動詞は前綴を覚えるのも役立つ!
ドイツ語は分離動詞というものがあり、動詞をパズルのように組み立てて作ることができる用法があるのです。
この分離動詞を覚えるためには前綴(日本語でいうならば漢字の部首のイメージ)と基本動詞をちゃんと覚えておくと動詞を覚えるのに役立ちます。
日本語の漢字もさんずい(氵)があると、水の意味をもつというのを類推しますね。
ドイツ語においても同じことが言えるのです。
分離動詞の意味と分離動詞の音をくっつけるために先ほどのような洒落を使っておぼえていきました。
例えば、、こんな感じです。
基本前綴を最初に覚えるとかなりスムーズにいけるのではないか?と思います。
短期記憶から長期記憶へ
記憶は短期から長期記憶にしていかないと実際には使えません。
なので、上記のようなだじゃれとイメージ化で短期的には覚えることは可能です。
私がこのことに気づいたのは、残り2週間くらいになった時だったので、もう少し早く知りたかったですね。。
読んではないのですが、この本を読むとある程度覚えた後であればドイツ語の単語をスムーズに覚えることができそうです。
今回の勉強の反省点
今回は基本単語と文法を覚えるのを重視しすぎたため、リスニングにほとんど時間を使えませんでした。
後で紹介しますが、ドイツ語版のDuoに近いものがあったので、これを使った基本単語の発音を覚えつつ、スピーキングの練習もしながら、今後はリスニング力を鍛えていきます。
使用した教材の紹介
さて、ここからはどのような教材を実際に使ったのかを紹介していきます。
とはいえ、英語と違ってそんなに本の種類がないので、
ほとんどの人が同じような本を選ぶと思います。
単語
単語は下記の教材を使って行いました。
新・独検合格 単語+熟語1800 CD付
独検を受ける人で一番使っている人が多いシリーズだと思います。
例文で学ぶドイツ語単語帳5~b1レベルまで
このシリーズの本はAmazonの読み放題で全巻無料で読むことができるので、独検のためだけに読み放題に入る!というのもありだと思います。
一冊買うだけよりも単価は安いです。こちらから申し込みができます。
上記本に載ってない単語ものっているのと、名詞にも例文がついているので『新・独検合格 単語+熟語1800 CD付』に載ってない文脈を調べるために使いました。
最効率! 例文で覚えるドイツ語単語
この本は一言で言うとドイツ語版DUO!
最後の1週間で使っていました。ある程度の文法と単語力がないと使いこなせまん
この本を使うとリスニングもできそうだったので、もう少し前に使えるとよかったです。

文法
CD付 ゼロから始めるドイツ語―文法中心・新正書法対応
割と薄い教材なので、すぐに終えることができると思います。ドイツ語の基礎文法を学ぶにはこの本一冊で良いです。
2週間で何度も繰り返して、覚えていくことで文法の基礎が出来上がります。
そのあとはわからないことをネットで調べたり、リファレンスドイツ語で調べれば一通りり問題ありませんでした。
リファレンス・ドイツ語 ードイツ語文法の「すべて」がわかる
読解
読解はアプリを使ってやっていきました。
LingQ、beelingul
主に大好きなLingQを使って毎日ドイツ語を読んでいきました。

とにかくわからなくても大量に読みまくり、出てきた単語を追うような感じでも良いのでどんどん読んでいくことで文法構造が身についた感じがしました。
文法がわかってから・・と考えているといつまで経っても先に進めないことが多いのである程度の理解度で文法から読解に入ったほうが良いと思います。
特にドイツ語の文法は難しいので理解がし難いことが多々あります。ですが、文脈で覚えていくことである程度理解していくことができます。
本当にそのレベルがあるか分かりませんが、B1レベルまで読むことができました。
LingQの使い方については過去に書いているので参考にしてください。
BeelingulはLingQと同じようなBook型のアプリです。
LingQだけだと偏ってしまうかな?と思って手を出していました。
ドイツ語検定対策
ほとんど使えなかったですが、、、独検合格4週間neu(ノイ)3,2級を独検対策として行いました。
他の文法問題を解く時間がなかなかなかったので、独検対策の教材で文法の理解を深めました。
役に立ったアプリ
ここからはドイツ語の勉強をするにあたり役に立ったアプリを紹介していきます。

『anki』には覚えた単語としゃれと音声を入れて覚えていきました。
CSSもこんな感じで国旗に変更することでやる気が出ました笑
『audipo』は再生プレイヤーです。区間再生や倍速、スロー再生ができるので語学学習に一番合っているプレイヤーではないかと思っています。
『Mango』は今後詳しく紹介していきますが、
Pimsleur(ピンズラー)のアプリの強化版というイメージですね。
ひたすらフレーズを覚えてきます。また、それに合わせて文法もセットで覚えることができるのでよかったです。
ただ結構量があるので、ひとつひとつやっていくのが結構大変です笑
ドイツ語関連のアプリ
文法、単語、リスニングと一通り揃えましたが、文法が一番役立ちました。
リスニングは基本一フレーズが多かったのでちょっと単調でつまらなかったですね。。
単語は確認には良いと思います。
役に立ったサイト/youtube
ここからはレファレンスとして役立ったサイト、動画サイトをあげておきます。
HDG
京都大学の法学部の教授が公開しているコンテンツです。
私はまだ細かく見ていませんが、ドイツ語を始めたい!という人が何も教材を買わずに入門項目だけ読むだけでもある程度の理解ができそうです。
東京外国語大学モジュール
有名な東京外国語大学モジュールです。ここは他言語を勉強している人には説明不要ですね。
参考 東京外国語大学モジュールeasy german

リスニング力がなくてあまり聞くことができませんでしたが、できる人であればこれを見ていくとかなりドイツ語力は上がりそうです。
私はロビンとの対話をひたすら聞いて(0.5倍で字幕をつけてギリギリ理解可)いました。
ドイツ語合格までのボトルネック
ドイツ語リスニング
どの言語もそうですが、単語の音を覚えるのが大変。見ているだけで覚える方が楽なので、ついつい音を使って覚えることをサボりがちだが。。
音無しで覚えていてはリスニングは一生できるようにならないでしょう。
受験生に普段教えている身からすると単語を目だけで覚えていた生徒はかなりリスニングで苦労しています。
文の順序がこれまで結構やってきた英語、フランス語、イタリア語といった言語とは大きく異なり、単語はわかっていてもなかなか言語の処理が追いつかない
ドイツ語文法
格構造の理解
格の理解についてはロシア語をやっていた時にできていたのでそこまで苦労はしなかった
3格、4格というと難しく感じるが、実際には英語でも使っている概念なので特に問題ありません。
文の順番
英語、フランス語といった言語での順序で慣れ親しんでいるので、ドイツ語の順序が大変でした。
まだリーディングではなれてきましたが、分離動詞をつかったり、肯定否定の判断がリスニングの時はまだまだしづらいです。
今後のドイツ語学習について
あまりドイツ語だけに使う時間もないので、、
『最効率! 例文で覚えるドイツ語単語』と『大学1・2年生のためのすぐわかるドイツ語-読解』あたりをやりながら、LingQを読んで基礎を確認していく感じがしばらく続きそうです。
次回は準一級あたりを受けていけるように下記教材あたりも読んでいく感じになりそうです。
あとは単語力が圧倒的に足らないので単語力をつけて・・という感じでしょうか。
また受けたら記載していきます!
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