ジェロンディフ!?
フランス語を初めた人の多くが文法教材を見てびっくりするのがこの文法です。私自身も初めてみた時に「なんだこれは・・」と思ってびっくりしましたが、
理解してみるとなんてことはないただの副詞のカタマリです。
ジェロンディフはどういう意味になるのか?

文章を副詞の塊に変換して、文章と文章をつなぐ役割を果たします。
その際に役割としては、つなげた文章との「同時性」「条件」「因果関係」「譲歩」「条件」などとして訳します。
正直毎回出てくるたびに関係性を考えていては先に進まないので、
通常読む際には関係性を考えるというよりは、「〜して」と順接で訳す形で問題ありません。
実際の文例を見てみましょう。
私は病院に行く時にクリスティーナに会ったとなります。
en allant à l’hôpital. の部分は、副詞の塊として働くため、
主語は主節(J’ai rencontré Christiane)の主語と一致するため、「私」となります。
現在分詞を使った以下の文章との違いには注意してください。
病院に行くマリーにあった
この場合はallantは直前の名詞を形容詞として使っています。
そのため、同じ形(allant à l’hôpital.)を使っていますが、en があるかないかによって文意が大きく変わってくるため注意してください。
文例1
マックスはプレイをしながら鈴木にパスを出した
文例2
(とてもよく勉強したことにより、彼女のクラスは一番になりました)
ジェロンディフの作り方は?

フランス語のジェロンディフは前置詞enと現在分詞(1人称複数 nous の語尾-ons を -antに変えた形)で作られる。
- en parlant
- en allant
- en avant
- en écoutan
- en buvant
ジェロンディフから考える!フランス語と英語との違いは?
フランス語のジェロンディフと英語の分詞構文は同じものとして捉えることができるでしょう。
ですが、フランス語の場合には下記のような分詞構文もあるので注意してください。
Ayant bu beaucoup, il n’est pas en forme.
分詞構文とジェロンディフの違いは?
色々と違いはあるのですが、一番大きな違いは、 「ジェロンディフは会話でよく使われて、分詞節は文章で使われます」ということでしょう。
そのため、会話重視の人はジェロンディフをマスターすると良いでしょう。
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ジェロンディフはフラ検3級に出題される!
ジェロンディフはフランス語検定3級にて出題されます。
フランス語検定3級はフランス語文法の多くが入っていますので初学の段階から受けようとするのはおすすめです!
以前に「1週間で対策するフランス語検定3級」という記事も書いているので3級を受けようと考えている人は読んでみてくださいね。
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