最近macbookを持ち運ぶのが面倒になり、ほとんどiPadを使っています。かなしいですが、macbookproは埃をかぶってしまっている状況です( ; ; )
それまでは寝ている時も肌身離さずいたのですが、、、
なぜこのような変革が起こったのかというと、
それはipad osの登場+macでしかできなかったプログラミングがipadでも十分にできるようになったという点が大きいです。
この記事ではipadでどのようにプログラミングをしていくのかの流れをお伝えしていきます。
- ipadのプログラミングでどのくらいまでできるのか
- ipadでプログラミングを行う上でのおすすめの流れ
- ipadでプログラミングを行うにあたり必要なアプリとは?
なぜipadを使う必要があるのか?
そもそもですが、なぜipadでプログラミングを行う必要があるのでしょうか。
まずはその点を簡単に考えてみますね。
ipadは軽いので持ち運びに適している
まずは本当に軽いのかどうかを比べてみましょう。
対抗馬となるのは、macbookairとmacbookproです。
無印のmacbookは公式から消えてしまっているので、比較から外しています。
ちなみにmacbookはipad よりも軽い(900g)です。しかもメモリは8Mなので買える環境にある人はおすすめです。
さて、余興はここまでで早速比較を始めてみましょう。
機種 | 大きさ | 重さ | ケース or foilo装着 |
MacBook Air | 30.41 cm×21.24 cm×1.56 cm | 1.25 kg | 1.4~5kg |
MacBook Pro 13 | 30.41 cm×21.24 cm×1.49 cm | 1.37 kg | 1.6~7kg |
iPad pro 11インチ | 25 cm × 18 cm× 0.6 cm | 468g | 766g |
iPad pro 12.9インチ | 28 cm × 21.5 cm× 0.6 cm | 631 g | 1.03 kg |
M1 MacBook Air | 30.41 cm×21.24 cm×1.56 cm | 1.29 kg | 1.4~5kg |
プログラミングの習慣を作っていくのです。
プログラミングを息を吸うように行う人であればいいのですが、
単純に重いのも嫌ですし、仕事の効率化のためにプログラミングができたら良い!という人だと、ついついプログラミング学習は忘れてしまいがちです。 また、プログラミングは小学校での教育にも取り入れられてきている状況で、 だんだんとその門戸も広がってきています。
そのため、携帯性は一番重要視する点になっているのです。
iPadを使った開発環境は?
さて、具体的にアプリをお伝えする前にここで私の開発環境をお伝えしていきます。
また、キーボードもMagic Keyboard使っています。
追加でMoftの紹介もしておきます。
Moftは最初の時は本当に大丈夫か!?とおもったものですが、現在ではなくてはならないものとなりました。
iPadの高さを変えてくれて疲れやすさ、打ちやすさを格段に変えてくれます。

ipadでプログラミング(全体像編)
手段として大きくは わけて3つあります。
- (入門 and ネット環境必須)ブラウザでwebサービスで行う
- (初心者)(テキストエディタを使って)ローカルで行う
- (上級者)SSHを使ってクラウド環境で行う
入門者レベル
→プログラミングを使ったことがないという初学者もipadでできるようになることを想定。
初心者レベル
→html/cssは少し触ったことがある状態を想定。
上級者レベル
→主にバックエンドを触ったことがあり黒画面(ターミナル)を見ても驚かない人を想定。
さて、下記から紹介していきますね。
入門者|ipadのブラウザでプログラミングをしてみよう!
全く触ったことがないのであれば下記のサイトで練習するのが近道です。
progate

ある程度のレベルまでいったら有料(月額1000円程度)になりますが、html,cssからRailsに強いですが、Reactやnodeといった割と最近の言語もキャッチアップしているので一通りのことができます。おすすめです。
ただ機械学習、AIといった部門で使われることが多いPythonを学びたいのであれば、PyQが良いでしょう。
PyQ

ipadでPythonを学習したいのであればPyQがおすすめです。
PyQは最近流行りのpythonの使い方に特化したサイトです。
Pythonだけで1000問以上を扱っていて、 未経験の方でも90日間続けることでPythonの基本操作に慣れることができます。
webアプリや機械学習なども対応しているので、これひとつ行うことでPythonの基本は身についていきます。
個人で利用するのであれば月額3040円(税込)または8040円(税込)で利用できます。
webサービスとしてはやや高額ですが、、技術書一冊分だと思えばそこまで高くないのではないかと思います。
8040円の方は質問があれこれできるので、本当の初学者はこちらのプランをやってみると良いでしょう。
1、2ヶ月時間をとって毎日やるだけでもかなりの効果になります。
初心者| iPadでローカル環境でプログラミングをしてみよう
入門用であれば、ブラウザさえあればできますがブラウザ上でコードを組んでいてはプログラミングの勉強をしているだけでよいのですが、仕事として使うことができません。
ここでは、もう一段階進んで仕事レベルで使うための方法をお伝えしていきます。
この2点があればまずはipadでプログラミングをすることができます。
早速紹介していきますね。
ipadでバージョン管理をするのにお勧めのアプリとは?

まずはバージョン管理ソフトからですが、working copy 一択です。
それ以外を選ぶ必要は現時点ではありません。gitで管理されているソースをPCと同じように持ってくることが可能です。
pull機能は無料ですが、push機能は有料(960円)になります。
これだけでもソースの編集はできますが、かなり貧弱な機能のみなので別にテキストエディタを用意した方が実用的です。
iPadでプログラミングをするために使えるテキストエディタ

texttastic,gocoedit,buffereditor coda, (python専用)pythonista,pyto
この辺りが有名どころだと思います。(python専用)のpythonista,pytoは置いておいて、それ以外の4つを比較してみました。
おすすめはtextastic。working copyと連結することができ、ローカルサーバーを簡単に立てることができます。
フロントエンド開発であればすぐにみることができて、役立ちます。しかも、emmetも使えるのでこの点はかなりよいです。
(上級者) SSHを使ってクラウド環境でipadでプログラミングを行うのに適したアプリをお伝えします
このレベルまで来ると本格的なweb開発になってきますね。必要なものは下記になります。
- サーバー
- SSH接続
- ディベロッパーツール
iPadでプログラミングをするためにおすすめのサーバーとは?
ipadでプログラミングをする上で必要なサーバーのおすすめはエックスサーバー になります。
会社で使うときであればAWSや最近だazureだとかを使う選択肢があると思うのですが、個人開発や勉強のためにこのあたりのサーバーを借りるのはハードルが高いです。
ちょっとプログラミングを行いたい・・というのであれば、エックスサーバー を使うとお手軽に環境を構築することができます。
ただし、あくまで共有サーバーですので使える言語が限られてきます。
なので、その点は注意してください。
phpやJSなどのフロントエンドやpythonであれば動きます。
具体的にどんな感じでエックスサーバーとiPadを接続するのかを説明してみました。
【難易度高】自分で1から構築したい場合は・・
さくらのvpsやお名前.com VPS が一般的です。
最近始まったサービスであるConoHa VPSも今は人気になってきました。
VPSは自分で環境を構築しなければいけませんのでハードルが高く感じますが、、、
最近はVPS運営のサイトやQiitaなどで探してもらえれば割と簡単に構築することが可能です。
「クラウドサーバーといえばaws、azureでしょ?」
という人もいますが、この辺りは個人でちょっとした遊びで使うには初心者にはハードルが高すぎます。
設定を間違えると数十万円なんて請求が来ることもあり得ます。
もちろん、交渉すると返してもらうことが多いみたいですが、、
このような無駄なことに時間をかけてはいけません。
さくらvpsとお名前ドットコム、ConoHa VPSの価格比較
価格は下記のようになっています。
さくら、ConoHaには512MBとあり、月額も安いです。ですが、お名前.comの方が一括払いの時には安くなります。
最安はConoHaで長期契約をした時です。1年契約だと、512MBで527円、1Gで720円になります。最安で始めたくて、ある程度プログラミングができる人はこのプランを選ぶと良いでしょう。



おすすめはどこのVPSサーバーなのか
私は圧倒的にConoHa VPSです。
理由はまず上記で述べたように価格を安くできるからです。
プログラミングをしているのであれば、最低でも1年くらいは使いますから、安くすることが可能です。
2つ目にこれは重要でスペックです。
スペックがConoHaとさくらはハードディスクがSSDになっていて、
お名前.comだけHDDになっています。
その違いは単純にいうのであれば、速度が全然違います。
また、ConoHaは512Mや1GBを選ぶ場合はストレージ基本容量が100Gと多くなっています。さくらVPSはこのメモリの場合は少ないです。
さくらはメモリが4B以上を選ぶ場合はConoHaよりも多くなるので、この辺りの契約を考えているのであればおすすめです。
3つ目にバックアップ機能です。
上記の3点を考えるとConoHa VPSが圧倒的におすすめです。 VPSを活用してiPadからプログラミングを楽しんでください。
閑話休題)iPadで効率的にプログラミングの勉強をするには?
新しいことを学ぶ際には、情報をいかにまとめていくか?、学んだことを整理しながら行っていく必要があります。
ただコマンドを打ち込んでいてもできるようになりません。
せっかくiPadを持っているので、ノートアプリを使うことで効率的にプログラミングの勉強もしていくことができますよ。
また、iPadをグレードアップしていくことも気分転換になりおすすめです。
アクセサリーでおすすめのをまとめておいたのでお気軽にご覧ください。
iPadでSSH接続をするためにおすすめのアプリとは?

SSHを使ってクラウド環境に接続するのに適したアプリとサーバー上のDom構造、コンソールを見るためのツールもお伝えします。
まずSSH接続に必要なツールですが、blink,termius,shelly,promptが比較対象となります。
この中で圧倒的におすすめなのは、blinkです。moshが使えるのは大きいです。
mosh(mobile shell)とは?
Remote terminal application that allows roaming, supports intermittent connectivity, and provides intelligent local echo and line editing of user keystrokes.Mosh is a replacement for interactive SSH terminals. It’s more robust and responsive, especially over Wi-Fi, cellular, and long-distance links.Mosh is free software, available for GNU/Linux, BSD, macOS, Solaris, Android, Chrome, and iOS.
https://mosh.org
blinkは何がおすすめなのか。
モバイル上でのMacのターミナルの代わりになります。
一通りのUnixコマンドが使えるのとオープンソース開発のため、開発も頻繁に行われています。値段が異常に高いのですが、その点だけが問題ですね。
無料で使えるのは、termiusが使えるのでそちらもおすすめです。有料版はありますが、sshで接続をしたいだけなのであれば、無料版で十分です。
ipadでディベロッパーツールを使うのにおすすめのアプリとは?

何個か試してみて、ようやくたどり着きました。探すのがなかなか大変でした。 『inspect』というアプリです。このアプリを使うことでフロントエンドについては、ほとんどmacと同じ動作で使うことができます。
(これはおまけ)SQLClientのアプリ
SSHで入ることができれば、サーバー情報もみることができるのですが、
正直わかりづらい・・・
私はMysqlを使っているので,sequel proのようなアプリをipadでも探しいたのですが、ありました。
このシリーズは、Mysqlはもちろんのこと、Postgres MSSQLのサーバーに対応しています。
結局、iPadでプログラミングを行うにはどうしたら良いのか?
話が長くなってしまったのでまとめると、、
こんな感じになります。
サーバー構築の勉強も兼ねて行うのであれば、ConoHaで行うのがいちばんのおすすめなのかなーと思います。
プログラミングをiPadで行うのは夢ではない!
ここまでにご紹介しているようにもうiPadでプログラミングを行うのは夢の話ではありません。
噂によるとswiftでのアプリの開発もできるようになるとか・・
現状ではapple 公式によるswift playgroundでswiftの書き方を学ぶことができます。
これからも新しいipadはどんどん出てくると思うのでそれに乗じて新しいアプリも出てくるとよいですね。
以前にipadおすすめのアプリ55個をカテゴリ別で紹介しているので確認ください。どのアプリも使うことでiPadの生産性をMac並みに引き上げることができます。
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