日本ではあまり知られていませんが、『Fluent in 3 Months』の著者としても知られているBENNY LEWISが本作の著者です。
『フランス語』、『イタリア語』、『ドイツ語』、『スペイン語』を話せるようになっったり、書けるようになったりなどのコミュニケーション重視で学べるようになりたい!という人は絶対に買った方が良いと思います。
私も全部購入しました。kindle版が安くなっているのでオススメですね。
英語がある程度できれば(TOEIC600~700点くらい )ができれば、学びたい言語が初学でも全く問題なく取り組むことができます。事前に単語も覚えてなくて構いません。
もくじ
Benny Lewisってそもそも誰ですか?
Benny Lewisに関してのwikipediaがあったので、引用します。wikipediaが存在している時点で語学界隈ではかなり有名人物だということはわかりますね笑
Brendan Richard “Benny” Lewis is an Irish author, polyglot, and blogger who defines himself as a “technomad language hacker”.He is best known for his website Fluent in 3 Months, on which he documents personal attempts to learn languages within short time periods, typically three months.
wikipedia
Lewis is the author of the book Fluent in 3 Months (2014)as well as a language courses series titled Language Hacking, including Spanish, French, German, and Italian.
彼はいかに早く語学を話せることができるようになるのか?に挑戦しています。3ヶ月で流暢になると考えています。私もこの意見には同意ですね。3ヶ月同じ言語のアウトプットをし続ければ、話すこと自体は容易にできるようになりますよ。
Tedで200万回近く再生されている動画があったので、彼の紹介がてらに貼っておきます。
彼がすごい人なのはここままででよくわかったと思いますが、できるようになるためのメソッドを見ていきましょう。
言語を使って考える習慣をつける
このメソッドの1番のポイントは、
ただフレーズを丸暗記するということになっていないということです。
会話スクールに行ったりしたり、海外旅行のフレーズ集を覚えるとかいった場合に陥りがちなのですが、、
ただ覚えるだけというだけでは、実際その場面になった時に使うことができません。
自分のこととしてフレーズを考えて覚える
何が違うのかを下記の画像を見てください。教材の一部のページです。

各章の最後にはこのように、その章で学んだことを使って自分に合わせて考えて文章を作成していきます。
机上でただ勉強をしている人は、
『¿cómo estás?』と聞かれただけで戸惑ってしまうかもしれません。
常に使う立場になって考えて、語学学習をしていくことは重要です。
IeltsやTOEFLのようなテストでのスクリプトを作るイメージに近いですね。
私も英語の勉強時ににこのようなテストを受けてスクリプトを作っていくことで少しづつ英語を話すということができるようになっていきました。
よくある状況下の多くを想定
上記のような簡単な場面だけでなく、
言語学習をしている人が出会うような多くの場面を収録しています。
またそれだけでなく、『困ったら ¿y tú?を使え!』というようなコミュニケーションを円滑に行えるようになるためのtipsがあるのも良いですね。
場面を想定して、自分のこととして覚えていくことで、使えるようになってきます。
ただフレーズを覚えるだけではいつまでたっても語学を話すことはできません。
どのくらいのレベルまで対応できる?
各検定の3級から準2級程度のレベルのスピーキングには対応することができるでしょう。もちろん、スピーキングのみなので、別途リーディング、リスニング などの対策が必要です。
italkiのグループで実践することができる
italkiにlanguage hackingのコミュニティがあり、
そこで自分の作成したスクリプトを使ってアウトプットをする場が用意されています。
そのため、ただ単に作ってアウトプットの場がない!ということはありません。
またそもそもitalkiを使うことで、実際のネイティブと会話する機会を得ることができます。italkiについてはこちらの記事で詳しく記載しています。
学びたい言語がこの本に入っている場合は、Language hackingを行ってから、italkiを行うという接続が良いでしょう。