Laravelを学習するための前提条件
- phpを使ったアプリケーションの作成をしていること
- composerの仕組み、ネットワークの仕組みを理解していること
php(またはプログラミング)の全くの初学者だと、自分の問題がphpにおける問題点なのか、laravelの問題点なのかの切り分けがいまいちわからないので、、
できれば、phpで一度アプリケーションを作成しておくことをおすすめします。
なぜLaravelを使ってプログラミングを書いていく?
初学者の方はフレームワークを使わないでも、phpだけでコーディングできるじゃん!と思いがちですが、、
フレームワーク(特にLaravel)を使っての場合大きくメリットがあります。
1,より楽にWebアプリケーションが作成できる
過去に紹介したサービスプロバイダやサービスコンテナを使ったファサードが便利で、割と初心者でも簡単にアプリケーションを作成することができます。
*将来的に職業としてプログラミングをしたいのであれば、この辺りのロジックを理解しておく必要はありますが、初学者の段階でそのようなことを理解するのは難しいでしょう。ロジックを理解しなくてもある程度のものを作ることができるというのは初学者のモチベーションを維持するという意味においては役立ちます。
2,より楽に Apiサーバーを立てることができる

最近の流行りであるvue、reactをフロントエンドにして、バックエンドにLaravelをという場合にapiサーバーを立てるのが、非常に簡単にできます。
apiサーバーを高速で立てた!ということについては、こちらの記事で紹介しています。
Laravel高速でapiサーバーを作りjsonでCRUD処理続きはこちら
3,更新が早いため機能がアップデートされる

これは必ずしも良いかはわかりませんが、更新が定期的にある(半年に1度)ためその度に新しい機能が追加されます。
この記事を更新している時点で最新版がLaravel6になります。
学び方
Laravel初心者の方はとにかく、手を動かしてどんなことができるのか。
コマンドによって何が起こるのか?を理解していきましょう。
ただ読んでいるだけや見ているだけでは、なかなかプログラミングは上達しませんよ。(特に初心者の場合)
このwebサイトは見ておく
Laravel開発者であれば、このwebサイトは定期的にチェックしておくとよいというもののリストを置いておきます。
Laravel 公式ドキュメント
https://readouble.com/laravel/ まずは公式ドキュメントです。
ララ帳(Laravel5,1:5.6)
https://laravel10.wordpress.com/
以前はLaravel 5.1対応のみでしたが、つい最近5.6まで対応されたようです。
私がLaravel初学の時はこのサイトぐらいしかなかったので、、大変お世話になりました。
ララジャパン
こちらもLaravelの解説をしている古株です。Authの仕組みやLaravelの構造、実装部分までコードを交えて深く記載されていますので、詰まった時に助かります。
https://www.larajapan.com/
Laravel 学習帳(Laravel5.2)
Laravel機能を具体的な例やコードを交えて説明されています。Laravel5.2対応と書いてありますが、上位のバージョンであっても対応できます。https://laraweb.net/
Laravel tutorial (英語)
英語表記ですが、Laravelのチュートリアルになります。
英語といっても、言語がわからずにコードを追っていくだけでも
十分に学習効果は高いです。初学者はやってみてください。
https://laravel-news.com/your-first-laravel-application
Qiita:laravelのタグがついたもの
QiitaのLaravelタグがついたものは今では膨大にありますね。
とりあえず初学者は、星が多いものだけでもみてみると良いでしょう。
(中/上級者向け)Laravel 開発者で超有名な人のブログ
初学のうちは見てもさっぱりわからないと思いますが、
ある程度わかってから読みますと、自身の開発にも役立つ情報があるでしょう。
Laravel JP Conference(*2019年1月実施) のようなLaravel関連のイベントの告知もあったりします。*時間に余裕のある方は出てみると良いでしょう。
ytakeさんのブログhttps://blog.ytake.jp.net/
新原さんのブログhttps://blog.shin1x1.com/
紙/電子の教材で学ぶ
Webの記事も結構まとまっているので、知識を得るだけでは十分なことも多いです。というか公式ドキュメントを読んで120%理解できるのであれば公式ドキュメントで十分です。
ですが、多くの初学者は公式ドキュメントを読んでも理解不能でしょう。
そのため最初は進めるベースを作ってから始めると良いでしょう。
進めるベースがあって、それでわからない時にQiitaで調べると言うのが良いと思っています。
下記Laravelを学ぶ際におすすめの記事を見ていきます。
PHPフレームワーク Laravel入門
対象:Laravel入門/php中級
私が初学者の時は5.1だったので、この教材を使ったことはないのですが、Laravel入門だとこの本が良いです。ただ何かアプリケーションを作っていく類の参考書ではありません。PHPがある程度できて、これからLaravelを使って何かしてみたいけど、どのように使っていけば良いのかわからないと言った方にオススメです。
PHPフレームワーク Laravel Webアプリケーション開発 バージョン5.5 LTS対応
対象:Laravel中級
上述したYtakeさんや新原さんが共同で執筆した教材になっています。
0からみていくと言うよりは、何か困った時に参照するような辞書的な内容と言えるでしょう。
Laravel: Up & Running: A Framework for Building Modern PHP Apps
対象:Laravel中級
英語の本ですが、Laravelの作者のTaylor Ottwellも認めている公式本に近いです。公式ドキュメントを読んでさらに深めて理解したい人にオススメです。Laravel5.8の内容までカバーしています。
速習 Laravel 6 速習シリーズ
対象:これまでのプログラミングを触ったことがある人
あまり初学者向きではないですが、何かしらの言語のプログラミング経験のある方であれば短時間でLaravelの概要を掴むことができます。
コスパ良しでおすすめ!映像教材をつかう

本で見たりしても正直初学者のうちは、後から考えるとどうでも良いようなことでつまづいてしまうことが多いです。
こうしたつまづきをなくすためにはできる限り、指示と同じ動作をする必要があります。*初学者の場合は、気づかぬうちに関係ないことをしていることも多いです。
ドットインストール
https://dotinstall.com/
Larval 5.5 対応でデータベースを使って入門内容を実践しています。
Laracast(英語)
https://laracasts.com/
英語ですが、基本的なことから応用的な内容、最新のLaravelの使い方まで,Laravelの多くが詰まっています。
Youtube学習もあり!ただし、他の言語で素養あるかたのみ
英語が少し分かる方はyoutubeで学習していくのもありです。
英語のサイトが増えるため、情報量が圧倒的に増えます。また、最新の情報が多いです。
ただし、間違っている情報や古い情報もあったりするので、その辺りの判断がうまくできなと難しいです。
そのため、ある程度他の言語でプログラミング言語で素養のある方限定になるでしょう。
上記注意点を踏まえた上で、youtubeのオススメページ貼っておきます。
4時間でわかるLaravel | laravel 5.8使用
0からわかるLarave|Laravel 5.4
Laravel6の説明ありました!
なかなか日本語での情報が少ないので困りますが、、、Laravel6の動画もありましたので共有します。数自体は少ないのですが、こちらも貼っておきます。
まとまった情報を求めてるのであればUdemy

上述のように、単に動画でみたい。。というのであれば、youtubeでもありますが、情報を探すのにやや難易度が高いです。
同じ英語でみるというのであれば、割とまとまっていて他のuserからの評価や質問もできるumdeyが良いでしょう。
私はudemyで38本のプログラミング形の動画をすでに買っています。
なかには全部英語だけのものもありますが、もちろん聞き取れるに越したことはないですが、画面下に英語の字幕がでるものが多いため聞き取れなくても問題ありません。
なので、マジで一度やってみると良いでしょう。
オススメな理由として、その多くがwebアプリケーションを作成してみるものが多く、具体的にLaravelの使い方がわかるものになっています。
正直公式ドキュメントをいきなり読んでもいきなりわからないと思います。
初学の段階では、まずは
また、値段も通常は2万円とかもありますが、正直この値段で買う必要はありません。セールだと多くが1500円くらいで買えてしまうので、こちらを狙うと良いでしょう。セールの頻度はあまり数えてはいませんが、2月に一回くらいは実施されているような。。
かなり頻度は高いので、ぜひ狙ってゲットしてください。

ほんとに0から教わりたいならプログラミング教室もあり

Laravelを教えてくれるプログラミング教室ってなかなかないのですが、その中では絶対にオススメはTechAcademyが良いでしょう。
かくいう私もTechAcademyにてLaravelの基礎を学びました。
私は何も知らない状態でLaravelを始めたのですが、TechAcademyのシステムのおかげでLaravelをある程度まで使いこなすことができるようになりました。
もちろんいいことばかりではなく、悪い点もあります。
正直値段は高いです!(13万円/月)。
また、
その1:プログラミングだけに集中できる
初心者の頃はとかく、
「環境が構築できません・・」
「PCの設定がわかりません・・」
「エディタのプラグインが・・」
といったプログラミング以外に悩ませることが多いです。
こうしたことを聞ける人が周りにいないとなかなかプログラムを書く!と言う部分までいきません。TechAcademyに行くことで無駄な時間をなくしてプログラミングに集中してできるようになります。
その2:モチベーションがでてくる
プログラミングができるようになりたいな・・・と思っていても、初学者の頃はなかなか勉強時間も取れずできるようにもならないので、できるようになりません。
techacademyでは、毎週メンタリングがあるので、そのあたりの管理をすることができます。そのため、モチベーションをなくすことなくできるようになります。
*もちろん、このモチベーションがどうこういっているうちはできるようにならないので、早急にある程度までできる状態にまで持っていけるでしょう。
その3:覚えた知識を自分で使えるステージがある
多くのネット型のプログラミング教室がデジタル教材を使っているため、コードを理解することなく、ただコピペしておしまい!で終わってしまうのですが、
TechAcademyの場合は、自分でサービスを作成する段階があります。
私自身、私の本業でシステムを作る必要があり、ただテキストをやっておしまいだとどのように使っていいのかわからないと嫌だな・・・と様々なプログラミング教室を見て思っていました。
ですが、TechAcademyでは作りたいものがある人にとってはかなりオススメになるでしょう。
自分のこととして覚えた知識は120%の力になる
コピペで覚えた知識は正直使えませんが、サービスを作るのであれば、
「この機能を実装したい!、ではどうすれば良いのか?」と、自分ごと化して作ることができます。
この状態でないと、知識を理解していない限りは使いこなすことができません。
その他、TechAcademyは質問システム、転職支援やコンテストもあります。
この辺りは独学だと難しい部分でしょう。
数あるプログラミング教室の中でも良質な部類に入るのかなと思います。
お申し込みはこちらから
まとめ
Laravelは多くの機能がどんどんアップデートされていくので、 キャッチアップが大変ですよね。この記事もそうした最新の状況に対応できるように随時アップデートしていきます。