大学受験に英語をしたっきりでそれから全く英語を触れてない・・・
という方は多いですよね。高校生や大学生の時は自分だけの時間を作ることができましたが、ですが社会人になると自分の時間のメインは仕事になってなかなか勉強をする時間が取れません。
そこで本記事では、時間をなるべくかけないで英語の学習を最大限できる方法をお伝えしていきます。
私は、偏差値30からの進学塾を経営しており様々な生徒に対してどのようにしたら勉強ができるようになるのかを考えて、できるようにしてきました。そのため、時間をかけずに成績を上げることについてはなれています。
本記事が忙しい社会人の方の参考になれば幸いです。
【これが本質】とにかくリスニング特化

結論からお伝えしますが・・・
英語力にはリーディング、リスニング、スピーキング、 ライティングといった4つの項目がありますが、リスニングが占める割合は大きいです。
特に英語を話す必要性に迫られて英語を話す人が多いのですが、話すためには相手の話質問を正確に聞き取れないといけません。
社会人は時間が取れないけど、、移動時間はありますよね?
社会人はとにかく時間が取れませんし、メインの仕事で疲れていることが多いです。
そのため朝早く起きて勉強をしたり、会社の帰りにカフェに行って勉強したり、夜遅くまでファミレスに残って勉強をするというのは最初のうちはハードルが高すぎます。
ですが、会社にいくまでの移動時間(電車、歩行時間)は絶対発生しますし、ただスマホを眺めているだけのよくわからないことに使っている人が多いでしょう。
つまり、現在の自分のライフスタイルを変えることなく勉強をすることができるのです。
人のライフスタイルを変えるのはかなり難しいです
何かをやめたり、始めたりするのはなかなか難しいです。特に全く新しいことをするのは苦痛でしょうがないでしょう。なので、机に座って新しく始める・・ということではなく、通勤時間を使って始めてみてください。
参考までに私自身の話をすると、移動時間を使って耳から勉強することとスマホで少し調べたり、単語を覚えるだけでドイツ語、スペイン語を理解できるようになりました。
ちなみにですが、最近はみなさん持っていますが、、、イヤホンの混線などをなくすためにも配線なしのBluetoothイヤホンを使うのがオススメです。
【勉強法初学者向けです】成功に導く3つの黄金ルール

リスニングを使った勉強が大事である理由は上で述べましたね。
ここからは、最短で成果を出したい人のためだけに3つのルールをお伝えします。
基本ルール1| 薄い教材を何度も行う【重要!】
まずは教材の選定の仕方ですが、、薄いものを選んでください。勉強が好きな人は最初から張り切って、『英文法大全』のような1000ページくらいあるような分厚い教材を買いたがりがちです。
参照用で分厚い教材を使うのは構わないのですが、残念ながらそれでは繰り返しの回数が少なくなってしまい、効果が薄れます。
また、これは社会人にとっては重大なことですが、持ち運べない、カバンに入らないのはそもそもよろしくありません。基本的には通勤時間や何かのついでといった、現在行っていることのついでに行うことを推奨しています。
そのため、薄い教材でないと使うことはできません。ですので、まずは何度も繰り返しができ持ち運べる薄いものを選んでください。
基本ルール2|初回は全体像を頭に入れる【細かいことはわからなくてOK】
英語の勉強をし始めるとだんだんと細かいことに目がいってくると思います。たとえば、tell, say, speak ,の違いやこの場合でなぜこの前置詞を使っているのか?など
もちろん、英語のレベルを上げていくには重要です。学習者のレベルによっては至急覚えた方が良いレベルです。
ですが、最初の段階からそのような細かい部分を見ていっても、多くの場合忘れてしまいますし、頭に入りません。
なので、教材の初回段階では、「あーこういうのがあるんだな・・」くらいのレベル感で覚えていきましょう。
何度も繰り返すうちに頭の中に英文法、英語の全体像が入ってきて、その英文法をどのように扱ったらよいのかがわかり、次第に理解ができるようになります。
ルール1で伝えていますが、高速で勉強ができるための基本は繰り返しです。
基本ルール3| 平日で1時間から2時間は確保【やっぱ私には無理って思わないで!】
2時間の勉強時間は確保できるのが望ましいです。
「2時間も勉強時間取れない・・・」と思ってしまってスマホを閉じようとした人ちゃんと最後まで話を聞いてください!
2時間まとめてと言うと今の生活をかなり変えないと難しいですが、現在の通勤時間はどれくらいでしょうか。
調査によると、東京近郊の平均の通勤時間は(59分)『出典:アットリサーチ「「通勤」の実態調査2014」』となっています。これだと、往復で2時間取れますね。
もちろん、人によっては会社のすぐそばに住んでいると言う人やフリーランスで自宅で仕事という人もいますので、その場合は頑張って2時間捻出しないといけません。
使える教材の紹介!
さてここからは具体的に教材を見ていきましょう。書店に行くとわかりますが、、英語の教材の数は数千冊くらいはあります。その中から、自分に合ったものを見つけるのは結構難しいです。
教材を使った勉強【完全初学者向けのみ】
初学者の場合は下記を買って毎日音声を聴いて、家に帰ったら寝る前に声に出して音読をする!というだけで、英語の文法体系が頭の中に入ってきます。
TOEICを開始したいという人は?
TOEICについては別途対策教材が必要でしょう。別記事にまとめます。
【オススメ 】audibleを使った勉強
当サイトではaudibleを使うことをオススメしています。こちらから申し込みが可能です。
改訂版 キクタン 【中学英単語】 高校入試レベル チャンツ音声、究極の英語リスニング 5本セット、究極のビジネス英語リスニング 3本セット
上記あたりがオススメになります。
英会話のススメ
上述した教材をまず覚えることである程度のレベルには到達できますので、続いては英会話に挑戦してみましょう!
もちろん、何もできない状態で英会話に臨むのもありですが、コスパを最大限上げるためには事前学習をした方が良いです。
結局、会話ができないと英語を学ぶ意味がない【断言!】

英語、言語において一番大事なのは、会話です。
私が全然英語ができない時に日本の教育をどれだけ恨んだことか数えきれません。。
とはいえ、そんな恨みを持ってもしょうがないので、これから勉強するしかありませんし、せっかく勉強しているのに話せないのは英語を勉強している意味がありません。
プライベートでは海外旅行時にも使えますし、転職の際に使うこともできるでしょう。
英会話についてはこちらでオススメの英会話をお伝えしているので確認ください。
コミュニケーションの仕方を見直すいいきっかけにも
英語のコミュニケーションを行うことになるとはいえ、
コミュニケーションをとるのはあなた自身です。
そのため、英語を話す際に相手に伝えることを重要視することで日本語でのコミュニケーションも見直すことができるようになります。英語を学ぶことで新しい世界を見れるようにしていきましょう!
【まずは15分】毎日の積み重ねが大きな一歩につながります

本日ご紹介したリスニング特化型勉強法をまずは15分でも良いので実施してみてください。
今一歩踏み出して、実施して}みることで1年後にはTOEICでも高得点を取ったり、英語を話すことの礎を作ることは人生の中でも大きな一歩です。
最初(特に2週間)は大変ですが、次第に慣れてきます。頑張ってやってみてください!