Roam Researchの特徴、使い方、始め方|レビューで生産性爆上げ!

Roam Researchとは?

半年くらい前から、生産性オタクの間で話題になっているツールです。

それまではNotionがゲームチェンジェーとしての役割を担っていたのですが、

現在では今回紹介するRoam Research一色となっています。

さて、詳しく見ていきましょう。

ホームページを見るとネットワーキング思考のためのノートを取るためのツールとあります。

つまり、簡単にいうのであれば、 メモ帳ですね。

このメモ帳の何がそんなに良いのでしょうか・・

具体的に本記事で説明していきます。

Roam Researchの何が良いのか?

発表以来、世界中の生産性オタクを魅了し続け、

私自身もこのRoam Researchを使った瞬間に惚れてしまって毎日使っています。

このアプリの何がよいのでしょうか?

特徴1 相互の繋がりを作ることができる

最初にあった for networked thought. というのが

このアプリの特徴の一つである相互の繋がりとなります。

この相互の繋がりというのはどのようなことなのか説明していきます。

図で見ていきましょう。

ホームページトップの画像がわかりやすいので、この画像の解説をしていきましょう。

通常、一つのノートのページを書こうとした際にその中には何個かの概念が入ってきます。

その概念を一つのページととして、
そのページの中で概念を説明するときにまた別の概念のページを作ることができます。

しかも、その概念のページが他のページでどのように引用をされていたのかの繋がりを見ることができます。

ちょっと抽象的でわかりづらいと思うので、もう少し具体化してお伝えすると。。

個人でWikipediaを作ることができる!

https://ja.wikipedia.org/wiki/Google

上記Googleのwikipediaのページですが、

Googleを説明するにあたり、さまざまな概念が登場しています。

設立者のラリーペイジやセルゲイブリンというのは当然出てきますが、
彼らの出身大学であるスタンフォード大学であったり、日付、OSであるアンドロイドなどの概念が使われています。

このようにみると・・

一つの概念、言葉は複数の言葉で成り立っていることがわかりますね。

今書いていることが過去とどのようにつながっているのか?

このように個人でのwikiが作れるのが何が良いのかというと、、、

今自分の書いているノートがどのように過去で引用をされていたのか

また、その引用がどこでどのようにつながっているのかを見ることができるのです。

思っても見なかった繋がりを見ることができる

過去の引用を見ることでどのように繋がりが生まれているのか・・
思っても見なかったような繋がりを見ることができます。

意識的につなげるのではなく、無意識に繋がっていき、データを入れれば入れるほど後の方になってなぜこの繋がりがあるのか?という発見をすることができるのです。

Roam Researchで作ることができる繋がりの線です。

特徴2 時系列ベース

時系列で書くことができるので、その日に何をしたのか?、レビューをするのに最適なツールとなっています。

これはどういうことかというと、Roam Researchには先程お伝えしたように自由に相互のページを作ることができる機能がある一方で、

DAILY NOTESという日付をもとにで書く機能が備わっています。

そのため、時系列でその日に何をしたのか?という管理もできます。

これは、、後で情報を振り返るときに便利です。

またその日付も先ほど話した概念となって他に繋げることができるので、
日付でつなげることができます。

特徴3 基本はアウトライナー

アウトライナーとは何か・・と知らない人のために説明をしておくと、

●を使って、親子関係を作ることによって、情報の全体構造を作ることができることを言います。

情報の骨組みという感じです。

●タイトル

●言いたいこと

●具体例1

●具体例2

●言いたいこと2

・・・

Roam Researchではアウトライナーというこの骨組みが基本になっています。

このアウトライナー同士を双方向に繋げていくのがRoam Researchになのです。

Roam Researchと他のアプリとの違いとは? 

これまでのアプリ(evernote,notionなど) 上位概念、下位概念という形で一つの概念に対して一つの繋がりというのが一般的でした。

そのため、自分が新しく作った情報は親カテゴリを決めてそこに属すという考え方です。

親子構造をもっているため繋がりは一つしか作れないのが一般的です。

ですが、先ほどから話しているように

親子関係が入れ替わったり、子となっていたものが、新しく他のカテゴリに入ったり、カテゴリを作っていくというのはよくあることです。

このような煩わしさからノートアプリで管理するのが面倒になっていたという経験が私にもありました。

きちんと整頓された状態というのは気持ちがよいのですが、

実際の思考過程を考えるとそのように綺麗な状態で保たれてないのです・・・

より人間の思考、考えに紐づいたのがRoam Researchだということができます。

Roam Research のはじめ方

さて、ここからは具体的にどのようにRoam Researchを始めたら良いのかを見ていきましょう。

beta版から課金モデルへ

以前までBETA版で無料で使える部分があったのですが、

現在では課金モデルが完成して月額15$で使うことができるようになっています。

15$というと人によっては結構高い!と感じる人がいると思います。

ですが、単なるノートアプリではなく、

思考を整理することができ、過去の知識をデータベースのように扱うことができる本アプリは十二分に元を取ることができると思います。

手順1 契約を結ぶ

画面真ん中にあるSign Upを押して契約を結んでください。

その後、Email とパスワードを決めるか、Googleアカウントを使ってのログイン情報を作成してください。

手順2 プランを決める

プロフェッショナル(Professional)プランかビリーバー(Believer)プランかを決めてください。

プロフェッショナルの場合は

無料でも二週間使えるので、とりあえず試したいという場合はプロフェッショナルでの月額プランを申し込むのが良いでしょう。

手順3 データベースを作る

データベースを作成してください。これは自身の管理するノートのURLです。

後から変更はできませんが、、

特に周りに公開する予定がないのであればなんでも良い気はします。

もしデータベース名を変えたい!という場合は

途中で作業をしていてどうしても変えたくなった・・・

分野別でノートをわけたくなったという場合は、

ノートをエクスポート・インポートできる機能があるので

新しくデータベースを作って入れてください。

具体的にどのように行うのかについては今度記事にします。

Roam Researchはどういう人が使えるのか?

ここまで紹介をしてきましたが、、

とはいえ、無料ではないので全ての人がこのツールを使えるとは言えません。

どのような人に向いているのでしょうか。

日記を振り返りのツールとして使いたい人

すでに日記を書くことは習慣化していて、

前々から日記を書いていたが、日記の振り返りができてない人。

振り返りをして次に生かすことができないとせっかく自分で作成した知恵も有効活用できません。

日記内にキーワードを入れてまとめると良いと思います。

私自身は「気づき」タグをつけてまとめています。

記録をして振り返るのが好きな人

なんでもかんでも記録するのが好きな人。記録オタクの人にもおすすめです。

日付、タグベースで管理ができるので、振り返りをするのが容易です。

調査業務をしている人

調査業務をしている人にとって論文をまとめたりするのにも、便利です。

文献同士がどのようなつながりになっているのか、 引用を整理するのも楽なので、ぜひ使ってみてください。

Roam Researchはおすすめ!

以上ここまでRoam Researchについてみてきましたが、

過去の自分を振り返り失敗を生かしたり、

知識をまとめておきたい場合はおすすめです。

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