Roam Research SmartBlocksを使って一段階上の知的生産ツールへと進化

今日は新機能であるRoam ResearchのSmartBlocksの使い方をお伝えしていきます。

この機能によってRoamはさらなる進化を遂げました。

その結果、他のノートアプリを引き離し、
ipad,iphoneからでも作業ができ、
最強の知的生産ツールとしての立ち位置を確保したのではないかと考えています。

今回の記事では具体的にできるようになったこと、
どのように使っていくのかと言うところをお伝えしていきます。

日本語の記事ではなかなか説明がなかったので、、、
結構苦労したので簡単にどのように導入したらいいのかをお伝えしていきます。

SmartBlocksとは結局なんなのか?

SmartBlocksの何が良いのかというと、、
それはつまり自分の作ったテンプレートを自分の呼び出したキーワードで呼び出すことができるんです。

イメージとしては、

プログラマーの人はコンポーネントといえばわかりやすいです。
毎回使う部品をどこかに作っておいて、それを毎回決まったコマンドで呼び出していきます。

プログラミングをやってない人には、
自分で作った再利用可能な文章を呼び出すことができるテンプレートを作ることができると考えると良いでしょう。

具体的にどんな感じか見ていくとこんな感じです
IMB KVVcvs

SmartBlocksを使うとなんの役に立つのか?

Roam Researchをどのような目的で使っているかにもよりますが、
基本的にはノートアプリとして使っている人が多いでしょう。

そのため、毎回その使う場面で呼び出す定型文というものが存在しているはずです。

たとえば、、
論文を読んでまとめる用途で使っている人であれば、
一つの論文に対して、論文がどのような人が書いたのか?背景は?、見つけた日は?など毎回記載項目があるでしょう。

また、単に本、映画といったものを見たものの感想を書く人であっても同じですね。

基本的に人間の習慣はある程度の枠組み(フレームワーク)によって出来上がっている部分が大きいです。

そのため、SmartBlocksによって、
毎回使っている思考の枠組みを簡単に呼び出すことができるのは、大きな利点だと思います。

もう少しSmartBlocksを使う利点を考えていきます。

テンプレート化による思考のぬけ漏れがなくなる、行動のアップデートがしやすくなる

毎日使っている思考をテンプレート化することによって、作業のぬけ漏れがなくなります。

私たちが行っている行動のほとんどは定型の行動です。
そのため、基本的には毎日同じことを行っていることが求められます。

特に現状うまくいっているのでなおさら毎日同じことを続けた方が良いでしょう。

SmartBlocksを使うと何か知的な作業でRoam Researchを使っている場合の思考の抜け漏れがなくなっていきます。

行動のアップデートもしやすい

後述しますが、一つのノートのとしてまとめることができるので、
テンプレートの変更もしやすいです。

そのため、よくないな・・うまくいかないな・・
という手順は簡単に省くことができます。

テンプレート化による高速化

続いては、単純に作業スピードが上がります。
これまでどこかからコピペしたりしていた場合はなおさらです。
人によっては毎回0ベースで考えるなどとなっている場合もあるでしょう。

1日に使える時間は有限です。
使うべき重要な事柄に自分の時間を割り当てなければいつまで経っても成長することはできません。

今回のSmartBlocksを使うことで不必要な事務的な時間から解放されて、
“考える”という最も重要な部分に焦点を当てることができ、さらに終わるまでの時間も削減することができます。

Keyboard Maestroによる端末ごとによる違いの解除

これまで私はこの作業をKeyboardMaestroと言うアプリを使って行っていたのですが、結構いろんな機種を使って、私は作業を使っているのでMacごとに設定をするのが結構めんどくさかったです。

今回のスマートロックによってこのめんどくささから解放されました。

さらに良いことにスマートフォンiPadで振り返りをこれまで書くときはDraftsから転記をしていたのですが、今回のパワーアップによりiPhoneやiPadから直接入力することも可能になりました。

今回のでRoamで使用することはなくなったとはいえ、Keyboard Maestroが最高のアプリであることはまちがえありません。
まだ使ってない人はこちらから使い方をどうぞ。

 Keyboard Maestroの使い方|はっきり言って最強のKeyboard Maestroの使い方|はっきり言って最強の続きはこちら

SmartBlocksのインストール方法

それでは具体的にインストール方法を見ていきましょう。

下記コードをコピーしてください。

- {{[[roam/js]]}}
    - ```javascript
// DISABLE FEATURES
// Remove two forward slashes from in front of name 
// of feature to DISABLE it
// Everything is enabled by default
window.disabledFeatures = [
  // 'quickReference',
  // 'turnDown',
  // 'dateProcessing',
  // 'lookupUI',
  // 'livePreview',
  // 'dailyNote',
  // 'jumpToDate',
  // 'jumpNav',
];

// Live Preview - to change the defaults 
// 1) remove // in front of parameter to ACTIVATE the change
// 2) modify the value to change it's behavior
// width  = width of preview window
// height = height of preview window
// delay  = milliseconds of delay for preview to 
// 			fire (defaults to 200) can be set to 0
window.roam42LivePreview = {
  //width:	'400px',
  //height: '600px',
  //delay: 500,
};

// Change the Deep navigation options
// activate-on-no-focus - activate navigation mode when body is focused (default: false)
// REMOVE // in front of setting to change it from default setting
window.roamNavigatorSettings = {
 //  'activate-on-no-focus': true, 
};

var s = document.createElement('script');
	s.type = "text/javascript";
    //s.src =  "https://roam42.glitch.me/main.js";
	s.src =  "https://roam42-test.glitch.me/main.js";
  	s.async = true;
document.getElementsByTagName('head')[0].appendChild(s);```

続いて、ご自身のRoam Researchに移って『roam/js』というノートを作成してください。
*既にある人はそのページに移ってもらうだけで構いません。

ここはRoam Researchで使うJavascriptを記載する場所になります。
以前にテーマ設定の時に『roam/css』というノートを作成しました。そのJavascriptバージョンだと思ってください。

CSSのテーマ変更をまだしてない人はこちらからどうぞ

 3ステップでわかるRoam Researchのテーマの変更の仕3ステップでわかるRoam Researchのテーマの変更の仕続きはこちら

ノートを作成したら、先ほどコピーしたコードをペーストしてください。

Screen Shot 2020 12 21 at 11 26 08
そして、赤くなっている部分の『Yes,I know what I’m doing』というボタンを押してください。

押すとこうなります。
Screen Shot 2020 12 21 at 11 26 12

インストール方法としては以上です。

めちゃめちゃ簡単ですね。

SmartBlocksの使い方

何かノートを開いてもらって「;;」と押してみてください。

先日のアップデートで;;からjjに変更になりました。

そうするとこんな感じで色々と出てくるのがわかりますね。

既存のものでも色々と使えるものはあるのですが、、、

一番の目玉は自分自身で作れることです。

自作のSmartBlocksの作り方

まずは、42SmartBlockというノートを作成してください。

続いて、ノート部分に

#42SmartBlock ◎◎◎◎◎(自分の作りたいSmartblocks名)
動作
動作

という感じで書いてみてください。
こんな感じで作れます。
Screen Shot 2020 12 21 at 11 16 57

ここでポイントは、赤、青、黄色の積み木みたいなマークが出ていることです。

あとは処理を書いてもらうだけで作成は完了です。

その後、再度;;を押すと自身がが作成したSmartBlockが出てきますね。

SmartBlocksで知的生産活動のアップデートを!

SmartBlocksをうまく活用して、皆さんも生産活動がアップグレードできると幸いです!

今後はRoam ResearchでSmartBlocksの活用例をご紹介できればと思います。

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